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マクロ機能とのインターフェイス

DATAステップ、SASコンポーネント言語、およびSQLプロシジャは、マクロ機能とのインターフェイスを提供します。次の表に、SASマクロ機能を操作する要素を示します。
DATAステップには、DATAステップの実行中にプログラムからマクロ機能を操作できるようにする要素が用意されています。
DATAステップとのインターフェイス
要素
説明
EXECUTEルーチン
引数を置換し、置換した値を次のステップ境界で実行します。
RESOLVE関数
DATAステップの実行中に、テキスト式の値を置換します。
SYMDELルーチン
引数で指定されたマクロ変数を削除します。
SYMEXIST関数
指定されたマクロ変数が存在するかどうかを示す値を返します。
SYMGET関数
DATAステップの実行時に、マクロ変数の値をDATAステップに返します。
SYMGLOBL関数
指定されたマクロ変数のスコープがグローバルかどうかを示す値を返します。
SYMLOCAL関数
指定されたマクロ変数のスコープがローカルかどうかを示す値を返します。
SYMPUTとSYMPUTXルーチン
DATAステップで生成された値を、マクロ変数に割り当てます。
SASコンポーネント言語(SCL)には、SASマクロ機能を使用してSCLプログラムのマクロとマクロ変数を定義するための、2つの要素が用意されています。
SASコンポーネント言語とのインターフェイス
要素
説明
SYMGETN
グローバルマクロ変数の値を数値として返します。
SYMPUTN
数値をグローバルマクロ変数に割り当てます。
SQLプロシジャには、SQLプロシジャが生成した値を使用してマクロ変数を作成および更新する機能が備わっています。
SQLプロシジャとのインターフェイス
要素
説明
INTO
計算の結果、またはデータ列の値を割り当てます。
詳細については、マクロ機能とのインターフェイスを参照してください。
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