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自動マクロ変数

自動マクロ変数は、マクロプロセッサによって作成され、さまざまな情報を提供します。これらは、プログラム内でコードを実行する前に、条件のステータスをチェックする場合に役立ちます。作成したマクロ変数と同じ方法で、&SYSLASTや&SYSJOBIDなどの自動マクロ変数も参照することができます。
注意:
名前がSYSで始まるマクロ変数を作成しないでください。
3文字の接頭語SYSは、SASが自動マクロ変数に使用するため、予約されています。マクロ言語の予約語の完全な一覧については、 マクロ機能の予約語を参照してください。
たとえば、現在のSASセッションが起動された曜日と日付を含める場合を考えます。自動マクロ変数SYSDAYとSYSDATE9を参照するには、次のようにFOOTNOTEステートメントを記述します。
footnote "Report for &sysday, &sysdate9";
現在のSASセッションが2007年6月13日に起動された場合、マクロ変数が置換されることによって、このステートメントは次のように解釈されます。
FOOTNOTE "Report for Friday, 13JUN2007";
SYSPBUFFを除くすべての自動マクロ変数は、グローバルであり、SASの起動時に作成されます。次の表に、自動マクロ変数の一覧と、それらの読み込みおよび書き込みステータスを示します。
自動マクロ変数
変数
読み込みおよび書き込みステータス
SYSADDRBITS
読み込み専用
SYSBUFFR
読み込みおよび書き込み
SYSCC
読み込みおよび書き込み
SYSCHARWIDTH
読み込み専用
SYSCMD
読み込みおよび書き込み
SYSDATASTEPPHASE
読み込み専用
SYSDATE
読み込み専用
SYSDATE9
読み込み専用
SYSDAY
読み込み専用
SYSDEVIC
読み込みおよび書き込み
SYSDMG
読み込みおよび書き込み
SYSDSN
読み込みおよび書き込み
SYSENCODING
読み込み専用
SYSENDIAN
読み込み専用
SYSENV
読み込み専用
SYSERR
読み込み専用
SYSERRORTEXT
読み込み専用
SYSFILRC
読み込みおよび書き込み
SYSHOSTINFOLONG
読み込み専用
SYSHOSTNAME
読み込み専用
SYSINDEX
読み込み専用
SYSINFO
読み込み専用
SYSJOBID
読み込み専用
SYSLAST
読み込みおよび書き込み
SYSLCKRC
読み込みおよび書き込み
SYSLIBRC
読み込みおよび書き込み
SYSLOGAPPLNAME
読み込み専用
SYSMACRONAME
読み込み専用
SYSMENV
読み込み専用
SYSMSG
読み込みおよび書き込み
SYSNCPU
読み込み専用
SYSNOBS
読み込み専用
SYSODSESCAPECHAR
読み込み専用
SYSODSPATH
読み込み専用
SYSPARM
読み込みおよび書き込み
SYSPBUFF
読み込みおよび書き込み
SYSPRINTTOLIST
読み込み専用
SYSPRINTTOLOG
読み込み専用
SYSPROCESSID
読み込み専用
SYSPROCESSMODE
読み込み専用
SYSPROCESSNAME
読み込み専用
SYSPROCNAME
読み込み専用
SYSRC
読み込みおよび書き込み
SYSSCP
読み込み専用
SYSSCPL
読み込み専用
SYSSITE
読み込み専用
SYSSIZEOFLONG
読み込み専用
SYSSIZEOFPTR
読み込み専用
SYSSIZEOFUNICODE
読み込み専用
SYSSTARTID
読み込み専用
SYSSTARTNAME
読み込み専用
SYSTCPIPHOSTNAME
読み込み専用
SYSTIME
読み込み専用
SYSTIMEZONE
読み込み専用
SYSTIMEZONEIDENT
読み込み専用
SYSTIMEZONEOFFSET
読み込み専用
SYSUSERID
読み込み専用
SYSVER
読み込み専用
SYSVLONG
読み込み専用
SYSVLONG4
読み込み専用
SYSWARNINGTEXT
読み込み専用
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