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SYSLAST自動マクロ変数

最後に作成されたSASデータファイルの名前が格納されます。

種類: 自動マクロ変数(読み込みおよび書き込み)
参照項目: SYSDSN自動マクロ変数

詳細

この名前は、libref.datasetの形式で格納されます。データセット名の代わりに、SYSLASTへの参照を直接SASコードに挿入できます。現在のプログラムでSASデータセットが作成されていない場合、SYSLASTの値は、前後に空白を含まない_NULL_になります。
注: マクロプロセッサは、SYSLASTの値を常にクォーティング解除して格納します。置換されたSYSLASTの値をクォーティングするには、%SUPERQマクロクォーティング関数を使用します。

比較

  • SYSLASTに値を割り当てる方法は、_LAST_=システムオプションの値を指定する場合と同じです。
  • SYSLASTの値は、データセット名の代わりに、その値の参照を直接SASコードに挿入できる形式でフォーマットされているため、多くの場合SYSDSNよりも役立ちます。

例: SYSLASTとSYSDSNによって生成された値の比較

データセットFIRSTLIB.SALESRPTを作成してから、次のステートメントを入力します。
%put Sysdsn produces:  *&sysdsn*;
%put Syslast produces: *&syslast*;
これらのステートメントを実行すると、次のメッセージがSASログに書き込まれます。
Sysdsn produces:*FIRSTLIBSALESRPT* Syslast produces:*FIRSTLIB.SALESRPT*
SYSLASTに格納される名前には、ライブラリ参照名とデータセット名の間にピリオドが含まれます。
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