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%labelステートメント

%GOTOステートメントの分岐先を指定します。

種類: マクロステートメント
制限事項: マクロ定義でのみ使用可能
参照項目: %GOTOステートメント

構文

%label:macro-text

必須引数

label

SAS名を指定します。

macro-text

マクロステートメント、テキスト式、定数式のいずれかを指定します。それぞれの例を次に示します。

  •  %one: %let book=elementary;
  • %out: %mend;
  •  %final: data _null_;

詳細

  • ラベル名の前には%を付けます。このラベルを%GOTOステートメント内で指定する場合には、ラベルの前に%は付けません。
  • %GOTOステートメントとステートメントラベルを使用する代わりに、%IF-%THENステートメントと%DOグループを使用することもできます。

例: プログラムのフローの制御

次に示すマクロINFOを、パラメータTYPEに値shortを指定して呼び出した場合、%GOTOステートメントによりラベルQUICKへのジャンプが実行されます。
%macro info(type);
   %if %upcase(&type)=SHORT %then %goto quick; /* No % here */
      proc contents;
      run;
      proc freq;
         tables _numeric_;
      run;
   %quick: proc print data=_last_(obs=10);     /* Use % here */
      run;
%mend info;
%info(short)
パラメータTYPEにshortを指定してマクロINFOを呼び出すと、次のステートメントが生成されます。
PROC PRINT DATA=_LAST_(OBS=10);
   RUN;
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