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%SYSEXECステートメント

動作環境のコマンドを発行します。

種類: マクロステートメント
制限事項: マクロ定義またはオープンコードで使用可能
参照項目: SYSSCP自動マクロ変数とSYSSCPL自動マクロ変数 およびSYSRC自動マクロ変数
Macro Statements in UNIX Environments (UNIX版SAS)
Macro Statements (Windows版SAS)
Macro Statements (z/OS版SAS)

構文

%SYSEXEC<command> ;

必須引数

引数なし

動作環境モードに移行し、そこで動作環境コマンドを発行した後、元のSASセッションに戻ります。

command

任意の動作環境コマンドを指定します。commandにセミコロンが含まれている場合、マクロクォーティング関数を使用します。

詳細

%SYSEXECステートメントは、ユーザーが指定したコマンドを動作環境に実行させます。動作環境からのリターンコードは自動マクロ変数SYSRCに割り当てられます。%SYSEXECステートメントと自動マクロ変数SYSSCPおよびSYSSCPLを組み合わせて使用することで、複数の動作環境で実行できる可搬性のあるマクロを作成できます。
動作環境の情報: %SYSEXECステートメントの使用に関連する次の事項は、動作環境ごとに固有となります。詳細については、動作環境に関するSASのドキュメントを参照してください。
  • バッチ処理、非対話型モード、対話型ラインモードでの%SYSEXECステートメントの利用可能性
  • 引数なしで%SYSEXECステートメントを実行した場合に、動作環境モードから元のSASセッションに戻る方法
  • %SYSEXECステートメントで使用できるコマンド
  • 自動マクロ変数SYSRCに格納されるリターンコード

比較

%SYSEXECステートメントによる動作環境コマンドの呼び出しは、XステートメントによるXウィンドウ環境コマンドの呼び出しに似ています。ただし、XステートメントによるXウィンドウ環境コマンドの呼び出しとは異なり、%SYSEXECステートメントによる動作環境コマンドの呼び出しでは、呼び出すホストコマンドを引用符で囲む必要があります。
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