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PRXPAREN関数

パターン内に一致が存在する場合の最後のかっこの一致を返します。

カテゴリ: 文字列マッチング
制限事項: PRXPARSE関数とともに使用します。
このルーチンに必要なPRXPARSE関数にDBCSとの互換性がないため、DBCSおよびMBCSデータの処理にこの関数を使用しないでください。

構文

必須引数

regular-expression-id

PRXPARSE関数によって返されるID番号の値が含まれる数値変数を指定します。

詳細

PRXPAREN関数は、CALL PRXPOSNルーチンに渡すことができる最大キャプチャバッファ数を確認する場合、または一致する部分パターンを特定する場合に役立ちます。
パターンマッチングの詳細については、Perl正規表現(PRX)を使用したパターンマッチング を参照してください。

比較

Perl正規表現(PRX)の関数とCALLルーチンは、連携してパターンと一致する文字列を操作します。これらの関数およびCALLルーチンのリストと概要説明については、カテゴリ別のSAS関数とCALLルーチンの文字列マッチングカテゴリを参照してください。

次の例では、Perl正規表現を使用して結果をSASログに書き込みます。
data _null_;
   ExpressionID=prxparse('/(magazine)|(book)|(newspaper)/');
   position=prxmatch(ExpressionID, 'find book here');
   if position then paren=prxparen(ExpressionID);
   put 'Matched paren ' paren;
   position=prxmatch(ExpressionID, 'find magazine here');
   if position then paren=prxparen(ExpressionID);
   put 'Matched paren ' paren;
   position=prxmatch(ExpressionID, 'find newspaper here');
   if position then paren=prxparen(ExpressionID);
   put 'Matched paren ' paren;
run;
次の出力がログに書き込まれます。
Matched paren 2 Matched paren 1 Matched paren 3

関連項目:

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