VFORMATX関数

指定した引数の値に関連付けられた出力形式を返します。

カテゴリ:

変数情報

構文

VFORMATX(expression)

変数名に対して評価する文字定数、変数または式を指定します。

制限事項	指定された式の値で配列参照を示すことはできません。

まだ長さが割り当てられていない変数にVFORMATX関数から値が返される場合、その変数にはデフォルトで長さ200が割り当てられます。

VFORMATXは完全な出力形式名を返します。この名前には、幅とピリオドが含まれます($CHAR20.など)。

VFORMATは、指定した変数に関連付けられた出力形式を返します。一方、VFORMATXは、変数名を判別するために引数を評価します。その後、VFORMATX関数はその変数名に関連付けられた出力形式を返します。
VFORMATは、引数として式を受け入れません。VFORMATXは式を受け入れますが、指定された式の値で配列参照を示すことはできません。
関連する関数が、変数名、長さ、種類など他の変数属性の値を返します。リストについては、カテゴリ別のSAS関数とCALLルーチンの変数情報の関数を参照してください。

SASステートメントとその結果を次に示します。

SASステートメント	結果
array x(3) x1-x3; format x1 best6.; format x2 20.10; array vx(3) $6 vx1 vx2 vx3 ('x1' 'x2' 'x3'); y=vformatx(vx(1)); z=vformatx(vx(2)); put y=; put z=;	y=BEST6. z=F20.10