VINFORMATNX関数

指定した引数の値に関連付けられた入力形式名を返します。

カテゴリ:

変数情報

構文

VINFORMATNX(expression)

変数名に対して評価する文字定数、変数または式を指定します。

制限事項	指定された式の値で配列参照を示すことはできません。

まだ長さが割り当てられていない変数にVINFORMATNX関数から値が返される場合、その変数にはデフォルトで長さ200が割り当てられます。

VINFORMATNXは入力形式名のみを返します。この名前には、幅およびピリオドは含まれません($CHARなど)。

VINFORMATNは、指定した変数に関連付けられた入力形式名を返します。一方、VINFORMATNXは、変数名を判別するために引数を評価します。その後、VINFORMATNX関数はその変数名に関連付けられた入力形式名を返します。
VINFORMATNは、引数として式を受け入れません。VINFORMATNXは式を受け入れますが、指定された式の値で配列参照を示すことはできません。
関連する関数が、変数名、長さ、種類など他の変数属性の値を返します。リストについては、カテゴリ別のSAS関数とCALLルーチンの変数情報の関数を参照してください。

SASステートメントとその結果を次に示します。

SASステートメント	結果
informat x1 x2 x3 $char6.; input x1 x2 x3; array vx(3) $6 vx1 vx2 vx3 ('x1' 'x2' 'x3'); y=vinformatnx(vx(1)); put y=;	y=$CHAR