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CHOOSEN関数

引数のリストからの選択結果を表す数値を返します。

カテゴリ: 文字
制限事項: この関数は、I18Nレベル2に準拠しており、SBCS、DBCSおよびMBCS(UTF8)での使用目的で設計されています。

構文

必須引数

index-expression

数値の定数、変数または式を指定します。

selection

数値の定数、変数または式を指定します。この引数の値は、CHOOSEN関数によって返されます。

詳細

CHOOSEN関数は、index-expressionの値を使用して、後続の引数から選択します。たとえば、index-expressionが3の場合、CHOOSENはselection-3の値を返します。第1引数が負の場合、関数は引数のリストを逆方向に数えてその値を返します。

比較

CHOOSEN関数はCHOOSEC関数と類似していますが、CHOOSECが文字値を返すのに対してCHOOSENは数値を返す点が異なります。

次の例では、CHOOSENがどのように一連の値から選択しているのかを示します。
data _null_;
   ItemNumber=choosen(5, 100, 50, 3784, 498, 679);
   Rank=choosen(-2, 1, 2, 3, 4, 5);
   Score=choosen(3, 193, 627, 33, 290, 5);
   Value=choosen(-5, -37, 82985, -991, 3, 1014, -325, 3, 54, -618);
   put ItemNumber= Rank= Score= Value=; 
run;
次の出力がログに書き込まれます。
ItemNumber=679 Rank=4 Score=33 Value=1014

関連項目:

関数:
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