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TRUNC関数

数値を指定したバイト数で切り捨てます。

カテゴリ: 切り捨て

構文

TRUNC(number, length)

必須引数

number

数値の定数、変数または式を指定します。

length

整数を指定します。

詳細

TRUNC関数では、完全な長さのnumber(倍精度浮動小数点型として保存)をlengthで指定したより小さいバイト数に切り捨て、切り捨てられたバイトを0で埋め込みます。切り捨てとその後の展開は、最初に完全な長さより短い数を保存した結果を複製し、次にそれを読み込みます。

TRUNC関数の使用例を次に示します。
data test;
  length x 3;
  x=1/5;
run;
data test2;
  set test;
  if x ne 1/5 then 
     put 'x ne 1/5';
  if x eq trunc(1/5,3) then 
     put 'x eq trunc(1/5,3)';
run;
次の出力がログに書き込まれます。
x ne 1/5 x eq trunc(1/5,3)
変数Xは3の長さで保存されるため、前述の各条件式は真になります。
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