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DEPDBSL関数

定額法による減価償却に変換する定率法を返します。

カテゴリ: 財務

構文

DEPDBSL(p, v, y, r)

必須引数

p

計算を行う期間を表す整数です。

v

償却対象の資産の初期額を表す数値です。

y

資産の耐用期間を表す整数です。

範囲 y > 0

r

償却率を分数で表した数値です。

範囲 r ≥ 0

詳細

DEPDBSL関数は、次の式で求められる、定額法による減価償却に変換する定率法を使用して減価償却を返します。
前述の式には次の関係が適用されます。
int( )は数値引数の整数部分を示します。
p引数およびy引数には、期間を表す同じ単位を使って表す必要があります。定額法による減価償却に変換する定率法は、各期間で償却額が大きい方の償却方法(残存償却額に対する定率法または定額法)を選択します。

償却対象の初期額が$1,000で、耐用期間が10年の資産があるとします。150%定率法を使用して、5年目の資産価値の減価償却を次のように表すことができます。
   y5=depdbsl(5, 1000, 10, 1.5);
返される値は87.001041667です。第1引数および第3引数は年単位で表します。
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