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BLACKCLPRC関数

Blackモデルに基づき、先物のヨーロピアンオプションのコール価格を計算します。

カテゴリ: 財務

構文

BLACKCLPRC(E, t, F, r, sigma)

必須引数

E

権利行使価格を指定する正の非欠損値。

要件 EおよびFは同じ単位で指定します。

t

満期までの時間を年単位で指定する非欠損値。

F

先物価格を指定する正の非欠損値。

要件 FおよびEは同じ単位で指定します。

r

連続複利の無リスク年金利を指定する正の非欠損値。

sigma

ボラティリティ(rの分散の平方根)を指定する正の非欠損分数。

詳細

BLACKCLPRC関数は、Blackモデルに基づき、先物のヨーロピアンオプションのコール価格を計算します。この関数は次の関係に基づきます。
引数
F
先物価格を指定します。
N
累積正規密度関数を指定します。
E
オプションの権利行使価格を指定します。
r
無リスク金利を指定します。これは連続複利を使用して表される年利です。
t
有効期限までの時間を年単位で指定します。
前述の式には次の引数が適用されます。
sigma. 別の形式を利用するにはイメージをクリックします。
原資産のボラティリティを指定します。
sigma squared. 別の形式を利用するにはイメージをクリックします。
利益率の分散を指定します。
t=0となる特別な場合には、次の式が真です。
価格の基礎については、価格関数の使用を参照してください。

比較

BLACKCLPRC関数は、Blackモデルに基づき、先物のヨーロピアンオプションのコール価格を計算します。BLACKPTPRC関数は、Blackモデルに基づき、先物のヨーロピアンオプションのプット価格を計算します。これらの関数はスカラ値を返します。

SASステートメントとその結果を次に示します。
SASステートメント
結果
a=blackclprc(50, .25, 48, .05, .25);
put a;
1.5513014272
b=blackclprc(9, 1/12, 10, .05, .2);
put b;
1.0031514194

関連項目:

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