INTRR関数は、現金払いセットc0, c1,..., cnの指定ベース期間での内部利益率を返します。2つの連続した支払い間の時間間隔は同じとみなされます。引数frequency > 0は、指定ベース期間で発生する支払い数を表します。各インスタンスから発行される情報の数は制限されます。
内部利益率は、一連の支払いの正味現在価値が0となる利率です。(
NETPV関数)。内部利益率は次の式で求められます。
xは多項式の実根です。
重根の場合、1つの実根が返され、返される内部利益率の非一意性に関する警告が発行されます。支払いの値によっては、方程式の根が存在しないことがあります。その場合、欠損値が返されます。
支払いの欠損値は0値として扱われます。frequency > 0の場合、計算される利益率は、指定ベース期間で有効な利率です。月払いでの四半期の内部利益率(ベース期間は3か月)を計算するには、frequencyを3に設定します。
frequencyが0の場合は連続複利計算とみなされ、ベース期間は2つの連続する支払い間の時間間隔です。計算される内部利益率は、ベース期間の名目利益率です。月単位の支払いを連続複利計算するには、frequencyを0に設定します。計算される内部利益率は、月単位の利率です。