NETPV関数は、指定したベース期間中に利率rを使用して、一連の現金支払いc0,c1, ...,cnに対する時間0の正味現在価値を返します。引数frequency > 0は、指定ベース期間で発生する支払い数を表します。
正味現在価値は次の式で求められます。
前述の式には次の関係が適用されます。
支払いの欠損値は0値として扱われます。frequency>0のとき、利率rは指定したベース期間の実効金利です。四半期金利4%(ベース期間は3か月)の毎月現金支払いで計算するには、frequencyを3、rを.04に設定します。
frequencyが0の場合は、連続割引とみなされます。 ベース期間は2つの連続する支払い間の時間間隔で、利率rは名目金利です。
名目年利11%、連続割引、毎月支払いで計算するには、frequencyを0、rを.11/12に設定します。