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FCLOSE関数

外部ファイル、ディレクトリまたはディレクトリメンバを閉じます。

カテゴリ: 外部ファイル

構文

FCLOSE(file-id)

必須引数

file-id

通常、FOPEN関数によってファイルが開かれたときに割り当てられた識別子を指定する数値変数です。

詳細

FCLOSEは、操作に成功した場合は0、失敗した場合は≠0を返します。ファイルをDATAステップ内で開いた場合、そのファイルはDATAステップの終了時に自動的に閉じられます。
動作環境の情報: 一部の動作環境では、DATAステップの最後にFCLOSE関数を使用してファイルを閉じる必要があります。詳細については、動作環境に関するSASのドキュメントを参照してください。

この例では、ファイル参照名MYFILEを外部ファイルに割り当ててそのファイルを開こうとします。ファイルが正常に開かれた場合は変数FIDが正の値で示され、プログラムによって最初のレコードが読み取られた後にファイルが閉じられ、ファイル参照名の割り当てが取り消されます。
%let filrf=myfile;
%let rc=%sysfunc(filename(filrf, physical-filename));
%let fid=%sysfunc(fopen(&filrf));
%if &fid > 0 %then
   %do;
      %let rc=%sysfunc(fread(&fid));
      %let rc=%sysfunc(fclose(&fid));
   %end;
%else
   %do;
      %put %sysfunc(sysmsg());
%end;
%let rc=%sysfunc(filename(filrf));

関連項目:

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