STNAMEL関数

州の郵便コードを大文字と小文字を使った州名に変換します。

カテゴリ:

州コード/郵便番号

構文

STNAMEL(postal-code)

標準の州の郵便コードを表す2文字を含む文字式を指定します。大文字と小文字は混在できます。この関数は末尾の空白を無視しますが、式の先頭に空白があるとエラーを返します。

まだ長さが割り当てられていない変数にSTNAMEL関数から値が返される場合、その変数にはデフォルトで長さ20が割り当てられます。

STNAMEL関数は、2文字の州の郵便コード(米国領の場合は世界中で利用されているGSA地理コード)を対応する州名(大文字と小文字を使用)に変換します。

注: バージョン6では、返される値の最大長は200文字です。バージョン7以降では、最大長は20文字です。

STFIPS、STNAMEおよびSTNAMELの各関数は同じ引数をとりますが、返す値は異なります。STFIPSは米国連邦情報処理標準(FIPS)の数字コードを返します。STNAMEは大文字の州名を返します。STNAMELは大文字と小文字混在の州名を返します。

次の例では、STFIPS、STNAMEおよびSTNAMELの各関数を使用した場合の違いを示します。