要約列を作成した場合、1つの列の値に基づいてデータをグループに分類するよう選択できます。これは、SQLクエリでGROUP BY句を使用することに相当します。たとえば、生徒のグループの平均身長を計算している場合、結果を年齢別にグループ化して、各年齢グループの平均身長を確認できるようにします。
デフォルトでは、グループタブのグループを自動選択するオプションが選択されています。このオプションが選択されていて、1つの列に対して要約関数を実行しているとき、クエリは要約関数を実行していないすべての列によってグループ化されます。クエリをグループ化する基準となる列のリストを編集できます。
出力をグループ化するには、次の操作を実行します。
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クエリウィンドウで、
グループタブをクリックします。
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グループタブに1つ以上の列を追加するには、それらの列を列リストから
グループタブにドラッグします。また
を
グループタブのツールバーでクリックして、1つ以上の行を
行の選択 ウィンドウで選択します。
注: 自動的に選択された列をすべてグループタブから削除するには、グループを自動選択するオプションをクリアします。
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データのグループ化における列の使用順序を変更するには、移動する列を選択し、
と
をクリックします。
次の例は、各年齢グループで生徒の平均体重を見付ける方法を示しています。最初に、Age列とWeight列をSelectタブに追加し、Weight列でAVG要約関数を選択します。
生徒の平均体重を年齢別に表示するため、クエリをAge列でグループ化します。結果には、次のように平均体重が年齢グループごとに示されます。
注: デフォルトでは、クエリによって結果のテーブルが生成されます。結果のレポート(
結果タブに表示される)を生成するには、クエリの出力タイプとしてレポートを指定する必要があります。
詳細については、結果の保存を参照してください。