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データタスク
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欠損データの記述タスク
欠損データの記述タスクについて
例:SASHELP.BASEBALLの欠損データの記述
データオプションの設定
欠損データの記述タスクについて
欠損データの記述タスクは、選択した各変数の欠損値の度数とパーセントを表示します。このタスクに2つ以上の変数が割り当てられている場合、タスクは変数全体の欠損データのパターンを表示します。
例:SASHELP.BASEBALLの欠損データの記述
タスク
セクションで、
データ
フォルダを展開し、
欠損データの記述
をダブルクリックします。欠損データの記述タスクのユーザーインターフェイスが開きます。
データ
タブで、
SASHELP.BASEBALL
を入力データセットとして選択します。
分析変数
役割に
Salary
と
Div
を割り当てます。
タスクを実行するには、
をクリックします。
結果は次のようになります。
結果は次のように解釈します。
欠損データの度数見出しの元、最初のテーブルは、入力データセットの59個のオブザベーションでSalary変数に欠損値があることを示しています。2番目のテーブルは、LeagueとDivision変数に欠損値がないことを示しています。
変数の欠損データのパターン数見出しの下で、テーブルは変数の欠損データのパターンを示しています。この場合、59個のオブザベーションでSalary変数に欠損値があります。LeagueとDivision変数には欠損値はありません。したがって、入力データセットの残りの263個のオブザベーションでは、2つの変数に欠損値は1つもありません。
この表の凡例は、入力データの特別な欠損値を示しています。SASでは、数値データにおける欠損値のクラスを区別することができます。数値変数には、大文字または小文字のAからZ、および下線文字(_)を使用して27個までの特別欠損値を指定できます。
特別欠損値の詳細については、
SAS言語リファレンス: 解説編
を参照してください。
データオプションの設定
欠損データの記述タスクを実行するには、少なくとも1つの変数を
分析変数
役割に割り当てる必要があります。
役割
説明
役割
分析変数
分析で使用する数値および文字変数を指定します。
追加役割
度数カウント
テーブル内の各オブザベーションが
n
件のオブザベーションを表すものとすることを指定します。
n
は、該当する行の度数カウントの値です。
グループ分析
変数によるグループ分析の個別の値の各値またはそれらの組み合わせの個別の統計量を計算します。
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