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ユーザー定義出力形式のサポート

出力形式とは、SASがデータ値の書き込みに使用する命令です。出力形式は、データ値の出力の見かけを制御する場合や、一部のケースでは、分析用にデータ値をグループ化する場合に使用されます。
ユーザー定義出力形式は、カスタム出力形式ライブラリ内に保存される特殊な出力形式です。ユーザー定義出力形式を組み込むためには、使用中のクライアントの要求に応じて利用可能にします。
  • エクスプローラ、デザイナおよびビューアは、データのロード時に利用可能な出力形式を使用します。自動ロード時にユーザー定義出力形式を使用可能にする方法については、自動ロードのユーザー定義出力形式を参照してください。
  • その他のクライアント(データビルダやSAS Enterprise Guideなど)は、データへのアクセス時に利用可能な出力形式を使用します。ユーザー定義出力は適切なSAS Application Serverに認識される必要があります。ユーザー定義出力形式をSAS Application Serverで利用できるようにする場合、次のようなカスタム出力形式カタログの標準的な名前と場所を使用することをお勧めします。
    1. 出力形式カタログをformats.sas7bcatと名付けます。
    2. Workspace Serverをホスティングしている各マシン上で、/SAS-application-server/SASEnvironment/SASFormatsの下のSAS構成ディレクトリ内に出力形式カタログを配置します。
    注: 非標準的な名前や場所を使用する場合や複数のカスタム出力形式カタログを利用できるようにする場合、SAS Intelligence Platform: Data Administration GuideCreate a User-Defined Formats Configuration Fileを参照してください。
    注: ロードバランシングされているWorkspace Serverを使用する場合、SAS Intelligence Platform: Application Server Administration GuideManaging Data and Catalogs for Servers on Multiple Machinesを参照してください。
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最終更新: 2018/10/24