原則
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シナリオ
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結果と説明
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複数のグループに割り当てられているため、ユーザーに適用されるアクセス許可条件が複数ある場合、最も優先順位の高いIDが結果を制御します。
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TableAの条件は、GroupAに対する読み取りアクセス許可を制限します。
TableAのもう1つの条件は、SASUSERSグループに対する読み取りアクセス許可を制限します。
ユーザーは、GroupAとSASUSERSのメンバです。
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ユーザーには、GroupAが表示を許可している行だけが表示されます。GroupAのIDの優先順位はSASUSERSより高いレベルであるため、GroupAに割り当てられたフィルタによってユーザーのアクセスが定義されます。
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IDの優先順位が最も高いレベルのアクセス許可条件が複数ある場合、結合された条件によって許可されたデータが返されます。
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TableAの条件は、GroupAに対する読み取りアクセス許可を制限します。
TableAのもう1つの条件は、GroupBに対する読み取りアクセス許可を制限します。
ユーザーは、GroupAとGroupBの第1レベルのメンバです。
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ユーザーには、GroupAまたはGroupBのいずれかで許可されている行が表示されます。
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はサポートされていません。かわりに、キーワードORを使用します。
構文要素
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例
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AND 、OR 、NOT |
Toy_Type='cars' OR Toy_Type='dolls' |
IN 、NOTIN |
Toy_Type IN ('dolls' 'cars' 'animals') |
CONTAINS 、? |
Toy_Type CONTAINS 'cars' |
BETWEEN 、NOT
BETWEEN |
Toy_Price BETWEEN 20 AND 30 |
LIKE |
Toy_Type LIKE 'dolls' |
= 、> 、< 、>= 、<= 、<> |
Toy_Price=25 |
^= 、NE |
Toy_Price^=30 |
構文要素
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説明
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SUB::SAS.Userid |
要求ユーザーの認証IDを戻しますが、大文字形式のUSERIDまたはUSERID@DOMAINに標準化されています。
次に、バッチツールの使用例を示します。
-condition "empID='SUB::SAS.Userid'" |
SUB::SAS.IdentityGroups |
要求ユーザーのグループと役割メンバシップ(直接、間接、および暗黙)を戻します。戻されたリストには、グループと役割名が含まれています(表示名は含まれません)。
次に、バッチツールの使用例を示します。
-condition "FacilityRegion IN ('SUB::SAS.IdentityGroups')" |
SUB::SAS.PersonName |
要求ユーザーの名前(ユーザーのメタデータ定義の一般タブの名前フィールドで指定された値)を戻します。
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SUB::SAS.ExternalIdentity |
要求ユーザーのサイト固有の識別子を戻します。外部ID値は、メタデータにユーザー情報をバルクロードする場合に、プラットフォームのユーザーインポートマクロによって作成されます。
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empID='SUB::SAS.Userid'
という条件を使用する場合があります。ユーザーのIDがそれぞれ、条件の右側に入れられます。sasdemoユーザーからの要求では、条件はempID='sasdemo'
として解決され、empID列の値がsasdemo
である行のみがsasdemoユーザーに返されます。グループに条件を割り当てる場合、各メンバのアクセスは、認証ユーザーIDとempID値が一致する行に限定されます。次に、バッチツールでのフルコマンドの使用例を示します。sas-set-metadata-access -profile Admin "/Shared Data/LASRtableA(Table)" -grant sasusers:Read -condition "empID='SUB::SAS.Userid'"