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E8601DXw.出力形式

協定世界時(UTC)日時値をユーザーのローカル日付と時間に調整します。その後、ローカルの日付と時間は、ISO 8601規格の日時とタイムゾーンの基本表記yyyy-mm-ddThh:mm:ss+hh:mmを使用して書き出されます。

カテゴリ: 日付と時間
ISO 8601
配置:
サポート: ISO 8601 Element 5.4.1, complete representation

構文

E8601DXw.

説明

w

出力幅を指定します。

デフォルト 26
範囲 20–35

詳細

UTC値は、イギリスのグリニッジの基準子午線に基づく日付と時間を示します。SASは、この出力形式を使用して、日時値をUTC値に変換したり、TIMEZONE=システムオプションの値を使用することで、ユーザーローカルの日付と時間を決定したりします。TIMEZONE=オプションが設定されていない場合、ユーザーローカルの日付と時間は、ローカルの日付と時間に基づきます。E8601DX出力形式は、SAS日時値を次のISO 8601規格の基本日時表記を使用して書き出します。
  • yyyy-mm-ddThh:mm:ss+hh:mm
yyyy
4桁の年です。
mm
01から12までの2桁の月です(ゼロ埋め込み)。
dd
01から31までの2桁の日です(ゼロ埋め込み)。
hh
00から23までの2桁の時間です(ゼロ埋め込み)。
mm
00から59までの2桁の分です(ゼロ埋め込み)。
ss
00から59までの2桁の秒です(ゼロ埋め込み)。
+|–hh:mm
基準子午線時間からの時間と分の符号付きオフセットです。オフセットは+|–hh:mm (つまり、+または–を伴う5文字)である必要があります。
+は基準子午線の東部タイムゾーンに、-は基準子午線の西部タイムゾーンにそれぞれ使用します。たとえば、+02:00は基準子午線の東部での2時間差を表し、–06:00は基準子午線の西部での6時間差を表します。
制限: 短い形式+|–hhは、サポートされていません。

最初の例では、時間の決定にローカル時間を使用します。2番目の例では、タイムゾーンをAmerica/Adakに変更します。それはハワイ-アリューシャン標準時です。
ステートメント
結果
data _null_ ; 
t='01Feb2013T12:34:56'dt ;
put t e8601dx.; 
run;
 2013-02-01T07:34:56-05:00

options timezone='America/Adak';
data _null_ ; 
t='01Feb2013T12:34:56'dt ;
put t e8601dx.; 
run;
 2013-02-01T02:34:56-10:00

関連項目:

Working with Dates and Times By Using the ISO 8601 Basic and Extended Notations (SAS出力形式と入力形式: リファレンス)
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