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DBCSTAB プロシジャ

PROC DBCSTAB ステートメント

DBCSに対する変換テーブルを作成します。

構文

PROC DBCSTAB TABLE=table-name
<option(s)>;

必須引数

TABLE=table-name

作成する2バイトコードテーブルの名前を指定します。このテーブル名は、CATALOG=オプションで指定されたカタログ内のタイプDBCSTABのエントリになります。カタログのデフォルト名は、Sasuser.DBCSです。

別名 NAME=, N=

オプション引数

BASETYPE=base-type

2バイトコードテーブル変換の基準となるタイプを指定します。このオプションを使用すると、作成されるテーブルの数を減らすことができます。

BASETYPE=を指定すると、すべての2バイトコードはまず基準コードに変換されてから、要求されたコードへ変換されます。n個のコードがある場合、n(n-1)回の変換を行う必要があります。
別名 BTYPE=

CATALOG=<libref.>catalog-name

テーブルの保存先となるカタログの名前を指定します。カタログが存在しない場合は、作成されます。

デフォルト Sasuser.DBCS

DATA=<libref.>table-name

2バイトコードテーブルを作成するためのデータを指定します。テーブルを作成するには、複数の2バイト文字変数が必要となります。DBCSTYPE=システムオプションの値と等しく、KCVT関数で認識される変数名を使用します。

DBCSLANG=language

2バイトコードテーブルで使用される言語を指定します。このオプションの値は、DBCSLANG=システムオプションの値と一致する必要があります。

別名 DBLANG=

DESC='description'

エントリのDESCRIPTIONフィールドに設定するテキスト文字列を指定します。

FORCE

エラーがある場合でも変換テーブルを生成します。

VERIFY

コードに基づく入力テーブルのデータ範囲を確認します。このオプションは、無効な2バイトコードを確認します。

VERBOSE

DBCSテーブル作成時に統計の詳細を出力します。

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