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LOGLANGENGシステムオプション

起動後にLOCALEオプションを設定した場合に、SASログメッセージテキストに英語を使用するかを指定します。

該当要素: 構成ファイル、SAS起動時
カテゴリ: 環境コントロール:言語コントロール
PROC OPTIONS GROUP= LANGUAGECONTROL
デフォルト: NOLOGLANGENG

構文

LOGLANGENG | NOLOGLANGENG

説明

LOGLANGENG

英語のSASログメッセージを表示するように言語スイッチ機能を使用します。

NOLOGLANGENG

英語のSASログメッセージを表示するように言語スイッチ機能を使用しません。

詳細

LOGLANGENGオプションと、LOGLANGCHG、ODSLANGCHGおよびLSWLANGオプションは互いに影響します。
  • LOGLANGENGを指定した場合、LSWLANG=ENとLOGLANGCHGを指定した場合と同じように機能します。
  • ODSLANGCHGを指定しても、LOGLANGENGを指定できます。
  • NOLOGLANGENGは、SASセッションに影響しません。
  • 起動時は、構成ファイル(!sasroot\nls)とLOCALEオプションに基づきSASメッセージの言語が決定されます。起動後はLOCALEオプションを設定した場合でも、LOGLANGENGオプションを指定しているならば、SASログは英語で出力されます。
  • 起動時にLOGLANGENGを指定すると、セッション中にLOCALEの値が変更された場合でも、SASログは引き続き英語で出力されます。
  • LOGLANGCHGを指定すると、SASログはLSWLANG=オプションによって制御されます。
  • ODSLANGCHGを指定すると、ODSテキストはLSWLANG=オプションによって制御されます。
  • 起動時にLOGLANGENGを指定せずに、LOCALEをセッション中に変更した際、起動時に設定した言語でSASログが出力されることがあります。この現象は、LOGLANGCHGとLSWLANG=をともに指定し、LSWLANGの値にLOCALE以外を指定している場合に発生します。

例として、LOGLANGENGが指定されているフランス語のSASセッションを考えます。
LOGLANGENGが指定されると、自動的に、LSWLANG=ENが指定され、LOGLANGCHGが設定されます。このSASセッションでは、SASログは常に英語で出力されますが、ODS出力の言語は現在のSAS構成に基づき決定されます。

関連項目:

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