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TEMP= LIBNAMEステートメントオプション

プライマリパスの一時サブディレクトリにライブラリを格納するよう指定します。

デフォルト: NO
エンジン: SPD Engineのみ

構文

TEMP=YES | NO

必須引数

YES

一時サブディレクトリを作成する指定です。

NO

一時サブディレクトリを作成しない指定です。

詳細

TEMP=オプションでは、LIBNAMEステートメントで指定されたプライマリディレクトリの一時サブディレクトリを作成します。そのサブディレクトリとすべてのコンポーネントファイルがセッションの終わりに削除されます。
SASオプションUSER=と一緒にTEMP=を使用すると、単一レベル名で参照できる一時データセットを格納できます。
注: SAS/CONNECTソフトウェアでSIGNONステートメントを使用する場合、INHERITLIB=オプションでは、TEMP=オプションで定義されたSPD Engineライブラリを参照できません。

例: 一時ライブラリの作成

次の例では2つの機能を説明します。
  • TEMP= LIBNAMEオプションを使用して一時ライブラリを作成します。
  • USER=システムオプションの使用によって、SPD Engineテーブルのための単一レベルテーブル名が使用可能になります。
MyDataの下にディレクトリが作成されます。MasterCopyデータセットには、MyDataのサブディレクトリに格納されているメタデータファイルがあります。MasterCopyのためのデータとインデックスは、DATAPATH=オプションおよびINDEXPATH=オプションで指定した場所に作成されます。
libname perm <masterdata>
libname mywork spde 'mydata'
   datapath=('/data01/mypath' '/data02/mypath' '/data03/mypath' '/data04/mypath')
   indexpath=('index/mypath') TEMP=YES;
option user=mywork;
data mastercopy (index=(lastname));
   set perm.customer;
   where region='W';
run;
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