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MINPARTSIZE=システムオプション

SPD Engineデータセットの作成時に使用する最小パーティションサイズを指定します。

該当要素: 構成ファイル、SAS起動
カテゴリ: システム管理:Performance
デフォルト: 16M
エンジン: SPD Engineのみ

構文

MINPARTSIZE=n | nK | nM | nG

必須引数

n

パーティションのサイズは、バイト、KB、MB、GBのいずれかです。最小パーティションサイズの最大値は2GB–1、すなわち2047MBです。

制限事項 この制限は、オペレーティングシステムz/OS、Linux SLES 9 x86およびWindowsファミリの32ビットホストにのみ適用されます。パーティションサイズが2GB以上のデータセットを作成した場合、SAS 9.2以前のバージョンのSPD Engineでは、そのデータセットを開くことはできません。次のエラーメッセージがSASログに書き込まれます。ERROR:Unable to open data file because its data representation differs from the SAS session data representation.

詳細

MINPARTSIZE=の指定によって、PARTSIZE=オプションで指定したパーティションサイズに下限を設定することができます。MINPARTSIZE=の指定は、パーティションがほぼ同数のオブザベーションで作成されるかどうかに影響する場合があります。パーティションサイズが小さい場合は、処理時により多くのファイルがオープンされることを意味します。使用するオペレーティングシステムによっては、使用ファイルのオープン数が制限される可能性があります。
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