前のページ|次のページ

SPD Engineコンポーネントファイルの命名規則

SPD Engineデータセットを作成する場合、多くのコンポーネントファイルも作成できます。SPD Engineコンポーネントファイルは次の命名規則で格納されます。
filename.mdf.0.p#.v#.spds9
filename.dpf.fuid.p#.v#.spds9
filename.idxsuffix.fuid.p#.v#.spds9
filename.hbxsuffix.fuid.p#.v#.spds9
filename
有効なSASファイル名。
mdf
メタデータコンポーネントファイルを識別します。
dpf
分割データコンポーネントファイルを識別します。
p#
パーティション番号です。
v#
バージョン番号です。 (脚注 1)
fuid
一意のファイルID。プライマリ(メタデータ)パスに相当する16進数。
idxsuffix
インデックスのセグメント化ビューを識別します。このときsuffixはインデックス名です。
hbxsuffix
インデックスのグローバルビューを識別します。このときsuffixはインデックス名です。
spds9
SAS 9 SPD Engineコンポーネントファイルを示します。
表2.2は、このLIBNAMEステートメントおよびDATAステップの使用時に作成されるデータセットコンポーネントファイルを示しています。
libname sample spde '/DATA01/SAS-library'
   datapath=('/DATA01/mydir' '/DATA02/mydir')
   indexpath=('/IDX1/mydir');
data sample.mine(index=(ssn));
   do i=1 to 100000;
   ssn=ranuni(0);
   end;
run;
データセットコンポーネントファイル
mine.mdf.0.0.0.spds9
メタデータコンポーネントファイル
mine.dpf.000032a6.0.1.spds9
データファイルパーティション#1
mine.dpf.000032a6.1.1.spds9
データファイルパーティション#2
mine.dpf.000032a6.n-1.1.spds9
データファイルパーティション#n
mine.dpf.000032a6.n.1.spds9
データファイルパーティション#n+1
mine.hbxssn.000032a6.0.1.spds9
変数SSNのグローバルインデックスデータセット
mine.idxssn.000032a6.0.1.spds9
変数SSNのセグメント化インデックスデータセット
脚注 1:バージョン番号は、データセットが更新されるとき、すなわち、データセットがUPDATEモードで開くときのみ増加します。PROC SORTのようなデータセットを置換する操作では、バージョン番号が増すかわりに、1にリセットされます。[戻る]
前のページ|次のページ|ページの先頭へ