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データプロパティの管理

データプロパティの管理の概要

探索のデータソースをロードした後、随時、データアイテムのプロパティを変更できます。行った変更は探索の一部として保存されますが、元のデータソースには反映されません。
データペインを使用すると、個々のデータアイテムのプロパティを管理できます。または、データプロパティウィンドウを使用すると、自分が利用できるすべてのデータアイテムのプロパティを管理できます。

データアイテムのデータプロパティの管理

データプロパティを管理するには、データプロパティウィンドウを使用するか、またはデータペインでプロパティテーブルを使用します。
データプロパティウィンドウにアクセスするには、メニューバーからデータ次にデータプロパティを選択します。
データアイテムごとに次のプロパティを指定できます。
名前
データアイテムの名前を指定します。
分類
データアイテムが、カテゴリ、メジャー、ドキュメントコレクション、ジオグラフィーのいずれであるかを指定します。
注: 分類をカテゴリからメジャーへと(またはその逆へと)変更した場合でも、データのデータタイプは変化しません。データの種類を変更するには、計算データアイテムでFormat演算子やParse演算子を使用します。
モデルの種類
メジャーまたは日時データを持つカテゴリのデータモデルの種類を指定します。データモデルが連続なのか個別なのかを選択します。
指定するモデルの種類によって、そのデータアイテムに作成できるデータフィルタの種類が決まります。
注: フィルタで使用されているデータアイテムのモデルの種類を変更すると、そのフィルタが削除されます。
出力形式
データアイテムのデータの出力形式を指定します。
出力形式の指定方法については、数値の出力形式の選択および 日付または時間の出力形式の選択を参照してください。
集計(メジャーのみ)
メジャーの値を集計するために使用する方法を指定します。選択可能な集計のリストについては、メジャーの集計を参照してください。

数値の出力形式の選択

数値の出力形式を選択する手順は次のとおりです。
  1. データプロパティウィンドウまたはデータペインのプロパティテーブルで、データアイテムの出力形式をクリックします。ウィンドウが表示されます。
  2. 出力形式リストから基本的な出力形式の種類を選択します。
  3. 出力形式のパラメータを指定します。出力形式の幅で、値に取り込むことができる文字の最大数(小数点を含む)を指定します。
    出力形式のプレビューがサンプルフィールドに表示されます。
  4. 出力形式の小数の桁数を指定します。小数の値で、小数点の右側に表示される桁数を指定します。
    出力形式のプレビューがサンプルフィールドに表示されます。
  5. OKをクリックして出力形式を適用します。
    注: デフォルトの出力形式に戻すには、デフォルトに戻すをクリックします。

日付または時間の出力形式の選択

日付または時間出力形式を選択する手順は次のとおりです。
  1. データプロパティウィンドウまたはデータペインのプロパティテーブルで、データアイテムの出力形式をクリックします。ウィンドウが表示されます。
  2. 出力形式リストから基本的な出力形式の種類を選択します。
  3. 必要に応じて、サンプルリストから、さらに特有な出力形式を選択します。出力形式の名前は、出力形式のサンプル値も表します。
  4. OKをクリックして出力形式を適用します。
注: デフォルトの出力形式に戻すには、デフォルトに戻すをクリックします。
注: エクスプローラの時間値と日時値では、夏時間が無視されます。

データアイテムの表示/非表示

探索にデータアイテムが多数含まれている場合は、関係のないデータアイテムを非表示にすることができます。
注: データペインでデータアイテムを非表示にしても、探索の全体やレポートにエクスポートした時の探索結果では非表示になりません。この機能は列レベルでのセキュリティを提供するものではありません。
データペインに表示されているデータアイテムを管理するには、次の操作を行います。
  1. メニューバーからデータ次にアイテムの表示/非表示を選択します。アイテムの表示/非表示ウィンドウが表示されます。
  2. すべて選択をクリックして、すべてのデータアイテムを選択または選択解除するか、各データアイテムの横にあるチェックボックスをクリックして、そのデータアイテムを表示するか非表示にするかを選択します。
  3. OKをクリックして変更を適用します。

データアイテムの並べ替え

データペインでデータアイテムを並べ替えるには、オプションボタンをクリックして、アイテムの並べ替えを選択します。名前の昇順または名前の降順を選択します。
注: エクスプローラは、SAS LASR Analytic Serverのロケールを使用してデータアイテムを並べ替えます。たとえば、スウェーデン語のデータアイテムを並べ替える場合、スウェーデン語のロケール(sv_SE)に初期化されたLASR Analytic Serverにテーブルをロードする必要があります。追加の支援についてはシステム管理者にお問い合わせください。

データアイテムのグループ化

データペインでデータアイテムをグループ化するには、オプションボタンをクリックして、アイテムのグループを選択します。次のいずれかのグループ化の種類を選択します。
開始文字
データアイテム名の最初の文字でグループ化します。
データの種類
データの種類(日付、数値または文字)でグループ化します。
モデルの種類
モデルの種類(連続または個別)でグループ化します。
分類
データの分類(カテゴリ、ジオグラフィー、階層、メジャー、集計メジャー)でグループ化します。
出力形式
データの出力形式($CHAR、数値、パーセント、MMMYYYなど)でグループ化します。
集計
デフォルトの集計ではメジャーをグループ化します。
注: デフォルトでは分類でグループ化します。

カテゴリ値への色の割り当て

色について

エクスプローラでは、デフォルトでグループ化ビジュアルのカテゴリ値に動的に色が割り当てられます。カテゴリ値に特定の色を割り当てて、カテゴリ値が常にその色で表示されるようにすることができます。割り当てられた同じ色がすべてのビジュアルで使用されるため、ビジュアル間で値を容易に比較できます。

カテゴリへの色の割り当て

カテゴリの色を設定する手順は、次のとおりです。
  1. データペインでカテゴリを右クリックして、を選択します。色選択ウィンドウが表示されます。
  2. 色を割り当てるカテゴリ値ごとに、選択ドロップダウンリストでその値を選択してから、色ボックスをクリックして色を選択します。適用をクリックして、選択内容を保存します。
  3. (オプション)まだ色が割り当てられていないすべてのカテゴリ値に固定の色を自動的に割り当てるには、残りを割り当てをクリックします。残りのすべてのカテゴリ値に色が割り当てられます。これらの色は、すべてのビジュアルで常時使用されます。
  4. OKをクリックして変更を適用します。

カテゴリの色のリセット

カテゴリの色をリセットする手順は、次のとおりです。
  1. データペインでカテゴリを右クリックして、を選択します。色選択ウィンドウが表示されます。
  2. すべてリセットをクリックして、そのカテゴリへの色の割り当てをすべて解除します。
  3. OKをクリックして変更を適用します。

特定のカテゴリ値への色の割り当て

特定のカテゴリ値に色を割り当てる手順は、次のとおりです。
  1. グループ化ビジュアル内でデータ値を右クリックして色の変更を選択します。
  2. 色ボックスをクリックして色を選択します。
  3. OKをクリックして、新規の色を適用します。この色がすべてのビジュアルで指定のカテゴリ値に常時使用されます。
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最終更新: 2019/12/17