デザイナを使用すると、レポートに含まれるラベル、ツールチップ、その他の説明的なテキストをローカライズ(または翻訳)できます。1つまたは複数の翻訳を適用できるようにローカライズ可能なテキストをレポートからエクスポートできます。デザイナからテキストを削除することなく、レポートを新しい言語に翻訳できます。
レポートに追加できる翻訳の数に制限はありません。
ヒント
レポートをローカライズしてすぐに結果を参照する場合は、
ユーザーロケール設定またはプリファレンスを設定することをお勧めします。設定とモダンホームページの詳細については、オンラインヘルプを参照してください。
プリファレンスの詳細については、クラシックホームページでのグローバルプリファレンスの指定を参照してください。
レポートをローカライズするには、次の操作を行います。
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ファイル名前を付けて保存を選択して、レポートのコピーを保存します。これにより、レポートのバックアップコピーが作成されます。
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ファイルレポートのローカライズを選択します。
レポートテキストのローカライズウィンドウが表示されます。コンテキスト情報を提供するIDが元のテキストの横に表示されます。等号(=)の後に表示されるテキストがローカライズ可能なテキストです。
注: レポートテキストのローカライズウィンドウを使用してレポートの元のテキストを変更することはできません。
レポートテキストのローカライズウィンドウの最初の行には、ISO 693の2文字の言語コードで指定されたロケールIDが含まれます。特定の国または地域の言語が作成されると、その言語コードには末尾にアンダースコア(
_ )とISO 693の2文字の国コードが付けられます。上記のスクリーンキャプチャには、en_US
の国コードが表示されています。
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元のテキスト文字列をローカライズします。次の操作が行えます。
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レポートテキストのローカライズウィンドウ内のテキストをファイルに保存し、そのファイルを変更して、レポートテキストのローカライズウィンドウで変更したファイルを開きます。
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レポートテキストのローカライズウィンドウでテキストを変更します。
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レポートテキストのローカライズウィンドウからエディタにテキストをコピーアンドペーストします。
注意:
レポートテキストはすべてUTF-8フォーマットを使用するUnicode文字としてエンコードされます。
ローカライズ可能なテキストをエディタにエクスポートした場合、そのエディタがデータをUTF-8として保存できることを確認してください。
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適用をクリックして、翻訳をインポートします。
注意:
レポートがすぐに更新されて保存されます。
ローカライズされたテキストを前のバージョンに戻したり、変更を元に戻したりすることはできません。
レポートテキストは、ブラウザのロケールに表示されるか、あるいはグローバル設定またはプリファレンスに指定した
ユーザーロケールを使用して表示されます。設定とモダンホームページの詳細については、オンラインヘルプを参照してください。
プリファレンスの詳細については、クラシックホームページでのグローバルプリファレンスの指定を参照してください。
操作手順、例、および詳細機能リストについては、
One Report, Many Languages: Using SAS Visual Analytics to Localize Your Reportsを参照してください。これはSASサポートサイトの
SAS Visual Analyticsページで使用可能です。