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地理データアイテムの定義

地理データアイテムについて

地理データアイテムは、地理的な場所または地域に値がマップされるカテゴリです。地理データアイテムを地理マップと一緒に使用して、地理マップでデータをビジュアル化できます。
たとえば、データソースに国を識別するCountryName列が含まれる場合、事前定義の地理役割、国名または領域名を使用して、CountryNameに地理データアイテムを作成します。事前定義の地理役割を使用した地理データアイテムの定義を参照してください。
また、組織に固有の地理情報(たとえば、販売地域、ウェアハウスの場所、石油プラットフォームなど)を識別するカスタマイズした地理データアイテムも作成できます。カテゴリ値、緯度値、経度値の一意の組み合わせごとに、1つの点が地理マップ上にプロットされます。カスタムな地理役割を使用した地理データアイテムの定義を参照してください。
注: 事前定義の地理役割の場合、地理データアイテムの値は、SAS Visual Analyticsが使用する検索値に一致する必要があります。検索値を表示するには、http://support.sas.com/va72geoを参照してください。

事前定義の地理役割を使用した地理データアイテムの定義

事前定義の地理役割を使用して地理データアイテムを定義するには、次の操作を行います。
  1. データペインで、地理情報を含んでいるカテゴリを見つけます。
  2. カテゴリを右クリックした後、地理を選択し、役割の種類を選択します。次のいずれかの役割の種類を使用できます。
    国名または領域名
    国または領域を名前で指定します。
    国名または領域のISO 2文字コード
    国または領域を、ISO 3166-1標準で定義されている2文字の国コードを使用して指定します。
    国名または領域のISO 数値コード
    国または領域を、ISO 3166-1標準で定義されている3文字の国コードを使用して指定します。
    国名または領域のSAS MAP ID値
    国または領域を、SAS/GRAPHに含まれているMAPSGFKライブラリで使用される2文字のコードを使用して指定します。
    注: SAS Map IDの2文字の国コード値は、ISO 3166–1の2文字の国コードと同じものです。
    サブディビジョン(州、プロビンス)名
    国のサブディビジョン(州やプロビンスなど)を、サブディビジョン名を使用して指定します。
    サブディビジョン(州、プロビンス)のSAS Map ID値
    国のサブディビジョン(州やプロビンスなど)を、SAS/GRAPHに含まれているMAPSGFKライブラリで使用される2文字のコードを使用して指定します。
    米国の州名
    米国の州および準州を、州および準州の名前を使用して指定します。
    米国の州の略語
    米国の州および準州を、2文字の郵便番号を使用して指定します。
    米国のZIPコード
    米国の5桁のZIPコードを指定します。
  3. OKをクリックして変更を適用します。

カスタムな地理役割を使用した地理データアイテムの定義

カスタムな地理役割を使用して地理データアイテムを定義するには、次の操作を行います。
  1. データペインで、地理情報を含んでいるカテゴリを見つけます。
  2. そのカテゴリを右クリックし、地理次にカスタムを選択します。カスタム地理ウィンドウが表示されます。
  3. 次の指定を行います。
    緯度
    定義するジオグラフィ役割の緯度(Y)座標値を含む現在のデータソースからメジャーを指定します。
    経度
    定義するジオグラフィ役割の経度(X)座標値を含む現在のデータソースからメジャーを指定します。
    座標空間
    緯度および経度の座標値をプロジェクトするために使用する座標空間(座標系)を指定します。
  4. OKをクリックして変更を適用します。
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