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レポートフィルタについて

SAS Visual Analytics Designer(デザイナ)では、データをサブセット化するためのフィルタを作成できます。次の種類のフィルタを使用できます。
  • 詳細レポートフィルタ
    基本フィルタ
    単一のデータアイテムを使用して、レポート内の各レポートオブジェクトのデータをサブセット化します。基本フィルタは、その基本フィルタが作成された際に選択されたデータアイテムのみを使用するように制限されます。基本フィルタを変更するには、レポートオブジェクトのポップアップメニューを使用するか、またはフィルタの編集ウィンドウを使用します。詳細については、基本レポートフィルタの使用を参照してください。
    詳細フィルタ
    同一の式内で任意の数のデータアイテムと演算子(ORやANDなど)を使用することにより、レポート内の各レポートオブジェクトのデータをサブセット化します。詳細フィルタの作成や変更を行うには、詳細フィルタウィンドウを使用します。詳細については、詳細レポートフィルタの使用を参照してください。
    データソースフィルタ
    レポート全体のデータをサブセット化します。作成したデータソースフィルタは、当該データソースを使用するレポート内の各レポートオブジェクトに適用されます。詳細については、レポートのデータソースフィルタの使用を参照してください。
  • 集計後レポートフィルタ
    詳細については、集計後レポートフィルタの使用を参照してください。
レポートフィルタについて重要なポイントを次に示します。
  • レポートフィルタを詳細フィルタから集計後フィルタに変更すると、フィルタの選択内容がすべて失われます。集計後フィルタを詳細フィルタに変更した場合も同様です。どちらの場合も警告メッセージが発生します。
  • 1つのデータアイテムが詳細データアイテムフィルタと集計後データアイテムフィルタの両方を持つことはできません。
  • フィルタの変更を適用する用意ができるまで、レポートキャンバスの上部にある自動更新チェックボックスをオフにします。
ユーザーが作成したすべてのフィルタは、レポートの保存時に保存されます。
フィルタはパラメータを受け付けます。詳細については、レポート内のパラメータの操作を参照してください。
SAS Visual Analytics Explorer(エクスプローラ)を通じてインポートされたレポートオブジェクトにローカルフィルタが含まれている場合、そのフィルタがフィルタタブに表示されます。オンデマンドデータを使用するインポート済みのレポートオブジェクトに関するこれらのフィルタの編集や削除は行えません。
注: レポートリンキングはフィルタの種類の一つです。リンクのターゲットとなるレポートセクションは、リンクされているレポートオブジェクト内で選択された値によってフィルタリングされます。詳細については、リンキングの概要を参照してください。
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