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KUPDATES関数

文字値の内容を挿入、削除および置換します。

カテゴリ: DBCS
制限事項: この関数にはI18Nレベル2ステータスが割り当てられ、SBCS、DBCS、およびMBCS (UTF8)と組み合わせて使用するように設計されています。 詳細については、次を参照してください。 国際化の互換性

構文

必須引数

argument

文字変数を指定します。

position

文字の開始位置となる数値式を指定します。

オプション引数

n

置き換える部分文字列の長さを示す数値式を指定します。

制限事項 nは、argument内で、positionり後に残った式の長さ以下である必要があります。
nの指定はオプションですが、この関数でncharacters-to-replaceを両方とも省略することはできません。
ヒント nを省略すると、 characters-to-replaceのすべての文字を使用してargumentの値を置き換えます。

characters-to-replace

argumentの内容を置き換える文字式を指定します。

制限事項 characters-to-replaceの指定はオプションですが、この関数でcharacters-to-replacenを両方とも省略することはできません。
ヒント 文字のリテラル文字列を引用符で囲みます。

詳細

制限と詳しい情報については、SAS文字列関数の国際化の互換性を参照してください。
KUPDATES関数は、argumentの値をcharacters-to-replaceの式で置き換えます。KUPDATESは、positionで指定された開始文字からn文字分を置き換えます。
KUPDATES関数が事前に長さを割り当てられていない変数に値を返す場合、デフォルトで変数の長さは200に割り当てられます。

例1

次の例では、日本語文字を使用します。
ステートメント
結果
KUPDATESの日本語文字使用例
KUPDATESの日本語文字使用例

例2

次の例は、KUPDATEとKUPDATESの違いを示します。
ステートメント
結果
data _null_;
   str='123456';
   x1=str; substr(x1,2,3)="";
   y1=kupdate(str,2,3);
   z1=kupdates(str,2,3);
   put x1= / y1= / z1=;
   x2=str; substr(x2,2,3)="abcd";
   y2=kupdate(str,2,3,'abcd');
   z2=kupdates(str,2,3,'abcd');
   put x2= / y2= / z2=;
   x3=str; substr(x3,2,3)="ab";
   y3=kupdate(str,2,3,'ab');
   z3=kupdates(str,2,3,'ab');
   put x3= / y3= / z3=;
run;
x1=1   56 y1=156 z1=1   56 x2=1abc56 y2=1abcd56 z2=1abc56 x3=1ab 56 y3=1ab56 z3=1ab 56

関連項目:

関数:
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