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MCOMPILENOTEシステムオプション

NOTE (注釈)をSASログに出力します。注釈には、マクロのコンパイルを実行するために使用された命令のサイズと数が含まれます。

該当要素: 構成ファイル、OPTIONSウィンドウ、 OPTIONSステートメント、SAS起動時
カテゴリ: マクロ
PROC OPTIONS GROUP= MACRO
種類: システムオプション
デフォルト: NONE

構文

MCOMPILENOTE=NONE | NOAUTOCALL | ALL

必須引数

NONE

注釈がログに出力されないようにします。

NOAUTOCALL

自動呼び出しマクロに関する注釈がログに出力されないようにします。ただし、それ以外のマクロのコンパイルの実行に関する注釈はログに出力されます。

ALL

注釈をログに出力します。注釈には、マクロのコンパイルを実行するために使用された命令のサイズと数が含まれます。

詳細

注釈を見ることで、マクロのコンパイルが完了したことを確認できます。このオプションを有効にした場合、注釈が出力された時点で、当該マクロのコンパイル済みバージョンが実行できるようになります。マクロが正常にコンパイルされた場合でも、エラーや警告メッセージが注釈に出力されているならば、そのマクロが意図した通りに動作しない可能性があります。

例: MCOMPILENOTEシステムオプションの使用

マクロが正常にコンパイルされた場合でも、注釈にエラーが含まれていることがあります。エラーがない場合の注釈の例を次に示します。
option mcompilenote=noautocall;
%macro mymacro;
%mend mymacro;
これらのステートメントを実行すると、次の行がログに出力されます。
NOTE: The macro MYMACRO completed compilation without errors.
エラーを含む場合の注釈の例を次に示します。
%macro yourmacro;
%end;
%mend yourmacro;
これらのステートメントを実行すると、次の行がログに出力されます。
ERROR: There is no matching %DO statement for the %END statement.
       This statement will be ignored.
NOTE: The macro YOURMACRO completed compilation with errors.
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