SYSCCは、ジョブの条件コードをリセットし、以降のステップの実行を妨げている状態から回復できるようにする、読み込みおよび書き込み用の自動マクロ変数です。
SAS内部では、正常終了を示す値は0です。この内部の値は、各動作環境のホストごとのホストコードによって、意味のある条件コードに変換できます。SASの終了時における&SYSCCの値0は、動作環境のリターンコードの正常値に対応します。
次に、正常条件コードの例を示します。
SYSCCの動作環境と値
動作環境
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値
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z/OS
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RC 0
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OpenVMS
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$STATUS = 1
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動作環境のリターンコードを確認する方法は、ホストによって異なります。
SASの警告条件コードによって&SYSCCは4に設定されます。
注: SASのERRORCHECK=システムオプションをNORMALに設定すると、LIBNAMEステートメントやFILENAMEステートメント、あるいは
SAS/SHAREソフトウェアのLOCKステートメントにエラーがあっても、SYSCCの値は0になります。ファイルが存在しないために%INCLUDEステートメントが失敗した場合でも、SYSCCの値は0になります。詳細については、
ERRORCHECK= System Option (SASシステムオプション: リファレンス)を参照してください。