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%QLEFT自動呼び出しマクロ

先頭の空白を削除することによって引数を左に揃え、特殊文字とニーモニック演算子をマスクした結果を返します。

種類: 自動呼び出しマクロ
要件 MAUTOSOURCEシステムオプション

構文

%QLEFT text | text-expression()

引数なし

詳細については、%LEFT自動呼び出しマクロを参照してください。

詳細

注: 自動呼び出しマクロは、SASが提供するライブラリに含まれています。このライブラリは、サイトにインストールされていないか、サイト固有のバージョンである場合があります。このマクロにアクセスできない場合、またはマクロがサイト固有のバージョンかどうか知りたい場合は、オンサイトのSASサポート担当者に問い合わせてください。詳細については、マクロの保存および再利用を参照してください。
LEFTマクロとQLEFTマクロは、どちらも先頭の空白を削除することによって引数を左に揃えます。引数に、次に示す特殊文字またはニーモニック演算子が含まれる場合は、%QLEFTを使用してください。
%LEFTは、引数がクォーティングされている場合でも、クォーティング解除された結果を返します。%QLEFTは、次の特殊文字およびニーモニック演算子をマスクして結果を生成します。そのためマクロプロセッサは、それらをマクロ言語要素ではなく、テキストとして解釈します。
& % ' " ( ) + − * / < > = ¬ ^ ~ ; , # blank
AND OR NOT EQ NE LE LT GE GT IN

例: %LEFTと%QLEFTの比較

次の例では、LEFTマクロとQLEFTマクロは、どちらも先頭の空白を削除しています。ただし、QLEFTマクロは、マクロ変数SYSDAYの先頭の&を、置換されないように保護します。
%let d=%nrstr(   &sysday   );
%put *&d* *%qleft(&d)* *%left(&d)*;
%PUTステートメントは、次の行をSASログに書き込みます。
*   &sysday    * *&sysday   * *Tuesday   *
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