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マクロ関数を使用したマクロ変数値の操作

マクロ変数を定義する場合、式にマクロ関数を含めることによって、変数の値を格納する前に操作できます。たとえば、関数を使用して、他の値のスキャン、演算式や論理式の評価、特殊文字(不一致の引用符など)の意味の削除などを実行できます。
マクロ変数値内のワードをスキャンするには、次のように%SCAN関数を使用します。
%let address=123 maple avenue;
%let frstword=%scan(&address,1);
最初の%LETステートメントでは、文字列123 maple avenueをマクロ変数ADDRESSに割り当てています。2番目の%LETステートメントでは、%SCAN関数を使用して入力データ(1番目の引数)を検索し、1番目のワード(2番目の引数)を取り出しています。マクロプロセッサは、値を格納する前に%SCAN関数を実行します。そのため、FRSTWORDの値は文字列123になります。
%SCANの詳細については、%SCAN関数と%QSCAN関数を参照してください。 マクロ関数の詳細については、 マクロ言語要素を参照してください。
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