前のページ|次のページ

SYSPARM=システムオプション

SASプログラムに渡すことのできる文字列を指定します。

該当要素: 構成ファイル、OPTIONSウィンドウ、OPTIONSステートメント、SAS起動時
カテゴリ: マクロ
種類: システムオプション

構文

SYSPARM='character-string'

必須引数

character-string

文字列を引用符で囲んで指定します。文字列の最大長は200です。

詳細

DATAステップ内ではSYSPARM()関数を使用することにより、指定した文字列にアクセスできます。また、マクロ変数参照&SYSPARMを使用すれば、SASプログラムの任意の場所で同文字列にアクセスできます。
動作環境の情報: 前述の構文はOPTIONSステートメントに適用されます。コマンドラインまたは構成ファイルで呼び出す場合、構文はホストにより異なります。詳細については、動作環境に関するSASのドキュメントを参照してください。

例: プログラムにユーザーIDを渡す

次の例では、SYSPARMオプションを使用して、ユーザーIDをプログラムに渡しています。
options sysparm='usr1';
data a;
   length z $100;
   if sysparm()='usr1' then z="&sysparm";
run;
前のページ|次のページ|ページの先頭へ