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SYSCMD自動マクロ変数

マクロウィンドウのコマンドラインに入力された、認識されない最後のコマンドが格納されます。

種類: 自動マクロ変数(読み込みおよび書き込み)

詳細

%DISPLAYステートメントが実行されるまでは、SYSCMDの値はnullです。マクロウィンドウのコマンドラインに単語または語句を入力し、ウィンドウ環境がそれをコマンドとして認識しなかった場合、SYSCMDは、値としてその単語または語句を受け取ります。この方法は、SYSCMDの値を変更する唯一の方法です。これ以外の場合、SYSCMDは読み込み専用の変数になります。ユーザー作成によるウィンドウコマンドのように動作する値をコマンドラインに入力するには、SYSCMDを使用します。

例: マクロウィンドウに入力したコマンドの処理

マクロ定義STARTは、コマンドラインを使用して任意のウィンドウコマンドを入力できるウィンドウを作成します。無効なコマンドを入力すると、そのコマンドが認識されなかったことを示すメッセージが表示されます。コマンドラインにQUITを入力すると、ウィンドウが閉じてマクロが終了します。
%macro start;
  %window start
     #5  @28 'Welcome to the SAS System'
     #10  @28 'Type QUIT to exit';
  %let exit = 0;
  %do %until (&exit=1);
     %display start;
     %if &syscmd ne %then %do;
        %if %upcase(&syscmd)=QUIT %then %let exit=1;
        %else %let sysmsg=&syscmd not recognized;
     %end;
  %end;
%mend start;
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