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合計ステートメント

式の計算結果を合計変数に加算します。

該当要素: DATAステップ
カテゴリ: アクション
種類: 実行

構文

引数

variable

数値が含まれる合計変数の名前を指定します。

ヒント この変数の値は、最初のオブザベーションを読み込む前に自動的に0に設定されます。RETAINステートメントと同じように、合計変数の値は繰り返しの際に保持されます。
合計変数を0以外の値に初期化するには、この変数をRETAINステートメントで使用し、初期値を割り当てます。

expression

SAS式を指定します。

ヒント 式を計算し、結果を合計変数に加算します。
式の計算結果が欠損値になる場合、0として扱われます。

比較

合計ステートメントは、次に示すSUM関数とRETAINステートメントを併せて使用したときと同じ結果になります。
retain variable 0;
variable=sum(variable,expression);

例: 合計ステートメントの使用

さまざまな式を使用する合計ステートメントの例を次に示します。
  • balance+(-debit);
  • sumxsq+x*x;
  • nx+(x ne .);
  • if status='ready' then OK+1;

関連項目:

関数:
XisError: No pubcode in link data found for lefunctionsref
ステートメント:
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