PPMT関数
将来の残高を達成するための、均等払いローンまたは定期預金に対する指定期間の元本の支払いを返します。
構文
必須引数
period
元本支払いを計算するための支払い期間を指定します。periodは、number-of-periodsの値以下の正の整数値で指定する必要があります。
number-of-periods
支払期間の数を指定します。number-of-periodsは正の整数値にする必要があります。
principal-amount
ローンの元金を指定します。欠損値が指定されている場合、ゼロとみなされます。
オプション引数
future-amount
将来の残高を指定します。future-amountは、指定した支払い期間数終了後のローンの残高、または定期預金の将来の残高を指定できます。0を指定した場合、future-amountが省略されたか欠損値が指定されたとみなされます。
type
期首と期末のどちらで支払がなされるのかを指定します。0は期末の支払を表し、1は期首の支払を表します。typeが省略された場合、または欠損値が指定されている場合は、ゼロとみなされます。
例
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$2,000の2年ローンで名目年利が10%の場合、最初の月次均等支払いの元本支払い額は次のように計算されます。
PrincipalPayment=PPMT(0.1/12, 1, 24, 2010);
計算によって76.001301938という値が返されます。
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$20,000の3年ローンで期首支払いの場合、元本支払い額は次のように計算されます。
PrincipalPayment2=PPMT(0.1/12, 1, 36, 2010, 0, 1);
この計算で、最初の支払いで支払った元本の値として64.321037613が返されます。
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3年経過後に未払い残高が$5,000の月末支払いローンで支払う元本支払い額は次のように計算されます。
PrincipalPayment3=PPMT(0.1/12, 1, 36, 2010, 5000, 0);
この計算で、最初の支払いで支払った元本の値として-71.56222304が返されます。