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INT関数

予期しない浮動小数点の結果を避けるためにファジー処理された整数値を返します。

カテゴリ: 切り捨て

構文

INT(argument)

必須引数

argument

数値の定数、変数または式を指定します。

詳細

INT関数は、引数の整数部(小数点以下は切り捨て)を返します。引数の値が1E-12内の整数である場合、関数はその整数を返します。argumentが正の値の場合、INT関数の結果はFLOOR関数の結果と同じです。argumentが負の値の場合、INT関数の結果はCEIL関数の結果と同じです。

比較

INTZ関数とは異なり、INT関数は結果をファジー処理します。引数が整数の1E-12内にある場合、INT関数はその整数に等しくなるように結果をファジー処理します。INTZ関数は結果をファジー処理しません。そのため、INTZ関数では予期しない結果になる可能性があります。

SASステートメントとその結果を次に示します。
SASステートメント
結果
var1=2.1;
x=int(var1);
put x;
 
2
var2=-2.4;
y=int(var2);
put y;
 
-2
a=int(1+1.e-11);
put a;
 
1
b=int(-1.6);
put b;
 
-1

関連項目:

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