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DSNCATLGD関数

z/OSシステムカタログに外部ファイルが存在するかどうかを物理名で確認します。

カテゴリ: 外部ファイル
制限事項: FILEEXIST関数を指定中のSASセッションがロックダウン状態で、その関数で指定されているパス名がロックダウンパスリストに追加されていない場合、その関数は失敗し、そのロックダウンデータに関連するファイルアクセスエラーは、SYSMSG関数を指定しない限り、SASログに生成されません。
z/OS固有: すべて

構文

DSNCATLGD(filename)

必須引数

filename

外部ファイルの物理名を指定します。DATAステップでは、filenameには文字式、引用符で囲まれた文字列またはDATAステップ変数を指定できます。マクロ内では、filenameを任意の式にすることができます。

ネイティブのz/OSデータセット名のみを指定できます。filenameでは、UFSパスは指定できません。

詳細

そのファイル名が、z/OSシステムカタログにある場合は、DSNCATLGDにより値1が返され、カタログにない場合は、値0が返されます。
DSNCATLGDは、FILEEXIST関数に似ていますが、特定の状況での使用において、DSNCATLGDが好まれる理由となっているいくつかの相違点があります。DSNCATLGDでは、動的割り当てが発生しないため、テープデータセットに有効です。テープをマウントする必要がないためです。
任意のバッチジョブで新しいz/OSデータセットを作成する場合、DSNCATLGDは、そのデータセットを作成するジョブステップが終了するまで値1を返しません。FILEEXISTは、動的割り当てを使用して、データセットが存在することを確認します。FILEEXISTは、データセットを作成するバッチジョブが開始されると、値1を返します。
注: z/OSは、動的に割り当てられるデータセットを、動的割り当ての要求時に直ちにシステムカタログに入力します。TSOユーザーによって行われるすべての割り当ては、このようにして処理されます。
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