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WHICHN関数

第1引数に等しい数値を検索し、最初に一致した値のインデックスを返します。

カテゴリ: 検索

構文

WHICHN(argument, value-1 <, value-2, ...>)

必須引数

argument

検索対象の値を指定する数値定数、変数または式です。

value

検索条件の値を指定する数値定数、変数または式です。

詳細

WHICHN関数は、第2以降の引数から第1引数に等しい値を検索し、最初に一致した値のインデックスを返します。
argumentが欠損している場合、WHICHNは欠損値を返します。欠損していない場合、WHICHNはargumentの値とvalue-1value-2などを順番に比較します。value-iargumentと等しい場合、WHICHNは正の整数iを返します。argumentが後続のどの引数とも等しくない場合、WHICHNは0を返します。
検索条件の値が頻繁に変更される場合にWHICHNを使用すると便利です。検索条件の値を変更せずに多数の検索を実行する必要がある場合、HASHオブジェクトを使用すると効率が上がります。

次の例では、第1引数の配列を検索し、最初に一致した値のインデックスを返します。
data _null_;
   array dates[*] Columbus Hastings Nicea US_Independence missing
                  Magna_Carta Gutenberg
                  (1492 1066 325 1776 . 1215 1450);
   x0=whichn(., of dates[*]);
   x1=whichn(1492, of dates[*]);
   x2=whichn(1066, of dates[*]);
   x3=whichn(1450, of dates[*]);
   x4=whichn(1000, of dates[*]);
   put x0= / x1= / x2= / x3= / x4=;
run;
SASは次の結果をログに書き込みます。
x0=. x1=1 x2=2 x3=7 x4=0

関連項目:

関数:
その他のリファレンス:
The IN Operator in Numeric Comparisons (SAS言語リファレンス: 解説編)
Using the Hash Object (SAS言語リファレンス: 解説編)
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