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FNONCT関数

F分布の非心度パラメータの値を返します。

カテゴリ: 数学

構文

FNONCT(x, ndf, ddf, probability)

必須引数

x

数値の確率変数です。

範囲 x ≥ 0

ndf

数値の分子の自由度パラメータです。

範囲 ndf > 0

ddf

数値の分母の自由度パラメータです。

範囲 ddf > 0

probability

確率です。

範囲 0 < probability < 1

詳細

FNONCT関数は、非心度F分布(パラメータはxndfddfnc)から負でない非心度パラメータを返します。probabilityが心度F分布(パラメータはxndfおよびddf)からの確率よりも大きい場合、この問題の平方根は存在しません。この場合、欠損値が返されます。式の負でない平方根ncを検索するには、ニュートン型のアルゴリズムを使用します。
前述の式には次の関係が適用されます。
この式では、I (...)は、次の式によって得られるベータ分布の確率です。
アルゴリズムで固定小数点を収束できない場合、欠損値が返されます。

data work;
   x=2;
   df=4;
   ddf=5;
   do nc=1 to 3 by .5;
      prob=probf(x, df, ddf, nc);
      ncc=fnonct(x, df, ddf, prob);
      output;
   end;
run;
proc print;
run;
FNONCT関数からの出力
FNONCT関数からの出力
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