YIELDP関数
定期的なキャッシュフローストリーム(債権など)の最終利回りを返します。
構文
必須引数
A
額面価格を指定します。
範囲 |
![eh greater than 0. 別の形式を利用するにはイメージをクリックします。](images/yieldp-leqn0.png) |
c
分数で表す、年間の名目クーポン率を指定します。
範囲 |
![0 less than or equal to c less than 1. 別の形式を利用するにはイメージをクリックします。](images/yieldp-leqn1.png) |
n
1年当たりのクーポン数を指定します。
範囲 |
整数です。
|
K
決済日から満期までの残りのクーポン数を指定します。
範囲 |
整数です。
|
k0
決算日から次のクーポンまでの時間を、1年ごとの分数で指定します。
範囲 |
![0 less than , k sub 0 , less than or equal to , 1 over n. 別の形式を利用するにはイメージをクリックします。](images/yieldp-leqn4.png) |
p
未払い利息込みの価格を指定します。
範囲 |
![p greater than 0. 別の形式を利用するにはイメージをクリックします。](images/yieldp-leqn5.png) |
詳細
YIELDP関数は次の関係に基づきます。
前述の式には次の関係が適用されます。
YIELDP関数は、
yに対して解決します。
例
次の例では、YIELDP関数は、額面$1000、年間クーポン率0.01、年間クーポン数4、残りクーポン数14の債権の最終利回りを返します。決算日から次のクーポン日までの時間は0.165、未払い利息込みの価格は800です。
data _null_;
y=yieldp(1000, .01, 4, 14, .165, 800);
put y;
run;
次の出力がログに書き込まれます。
0.0775031248