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SMALLEST関数

k番目に小さい非欠損値を返します。

カテゴリ: 記述統計量

構文

SMALLEST(k, value-1 <, value-2...>)

必須引数

k

返す値を指定する数値定数、変数または式です。

value

数値の定数、変数または式を指定します。

詳細

kが欠損値、0未満、またはvalueの数よりも大きい値の場合、結果は欠損値になり、_ERROR_が1に設定されます。または、kが非欠損値のvalueの数よりも大きい場合、結果は欠損値になりますが、_ERROR_は1に設定されません。

比較

SMALLEST関数はORDINAL関数とは異なります。SMALLEST関数は欠損値を無視しますが、ORDINAL関数は欠損値を数えます。

この例では、SMALLEST関数によって返される値とORDINAL関数によって返される値を比較します。
data comparison;
   label smallest_num='SMALLEST Function' ordinal_num='ORDINAL Function';
   do k = 1 to 4;
      smallest_num=smallest(k, 456, 789, .Q, 123);
      ordinal_num=ordinal (k, 456, 789, .Q, 123);
      output;
   end; 
run;
proc print data=comparison label noobs;
   var k smallest_num ordinal_num;
   title 'Results From the SMALLEST and the ORDINAL Functions';
run;
値の比較:SMALLEST関数とORDINAL関数
値の比較:SMALLEST関数とORDINAL関数

関連項目:

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