前のページ|次のページ

EFFRATE関数

有効な年利を返します。

カテゴリ: 財務

構文

必須引数

compounding-interval

SAS間隔です。この値は、rateを複利計算する頻度を表します。

rate

数値です。rateは、各利息計算期間で複利計算する名目年利(パーセント)です。

詳細

EFFRATE関数は、有効な年利を返します。この関数は、名目年利に対応する有効な年利を計算します。
EFFRATE関数には次の詳細が適用されます。
  • rateの値は–99以上にする必要があります。
  • 名目金利と利息計算期間を考えるに当たって、compounding-intervalが'CONTINUOUS'の場合、EFFRATEによって返される値はerate/100–1です。
    compounding-intervalが'CONTINUOUS'以外で、1年にm回の利息計算期間が含まれる場合、EFFRATEによって返される値は(1+[rate/100 m])m–1です。
  • compounding-intervalで有効な値は次のとおりです。
    • 'CONTINUOUS'
    • 'DAY'
    • 'SEMIMONTH'
    • 'MONTH'
    • 'QUARTER'
    • 'SEMIYEAR'
    • 'YEAR'
  • 間隔が'DAY'の場合、m=365です。

次の例では、有効な利率の計算方法を示します。
  • 名目利率が10%で利息が毎月複利計算される場合、対応する有効な利率は次のように表されます。
    effective_rate1=EFFRATE('MONTH', 10);
  • 名目利率が10%で利息が四半期ごとに複利計算される場合、対応する有効な利率は次のように表されます。
    effective-rate2=EFFRATE('QUARTER', 10); 
前のページ|次のページ|ページの先頭へ