CATT関数は、変数または一時バッファに値を返します。CATT関数の戻り値の長さは次のとおりです。
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最大200文字(WHERE句およびPROC SQL)
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最大32767文字(WHERE句以外のDATAステップ)
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最大65534文字(CATTがマクロプロセッサから呼び出される場合)
CATTが値を一時バッファに返す場合、バッファの長さは呼び出し環境によって異なります。バッファの値はCATTの処理後に切り捨てられる可能性があります。この場合、切り捨てに関するメッセージはログに出力されません。
変数またはバッファの長さが不十分で連結結果を格納できない場合、SASは次の手順を実行します。
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DATAステップおよびPROC SQLの結果を空白値に変更します。
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呼び出し環境に応じて、結果が切り捨てられたことを示す警告メッセージ、または空白値に設定されたことを示す警告メッセージがログに出力されます。
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関数呼び出しの場所と、切り捨ての原因となった引数のリストを示すメモがログに出力されます。
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DATAステップで_ERROR_を1に設定します。
CATT関数は、BESTw.出力形式で数値をフォーマットした後、数値引数から先頭と末尾の空白を削除します。