前のページ|次のページ

SAVINGS関数

変動金利を使用して定期預金の残高を返します。

カテゴリ: 財務

構文

必須引数

base-date

SAS日付です。戻り値は、base-dateの預金残高になります。

initial-deposit-date

SAS日付です。initial-deposit-dateは初回入金日です。後続の入金間隔の開始時に次の入金が行われます。

deposit-amount

数値です。すべての入金は定数を前提としています。deposit-amountは、各入金の値です。

deposit-number

正の整数です。deposit-numberは、入金の回数です。

deposit-interval

SAS間隔です。deposit-intervalは、入金の頻度です。

compounding-interval

SAS間隔です。compounding-intervalは、複利間隔です。

date

SAS日付です。各日付は利率とペアになります。dateは、rateが有効になるタイミングです。

rate

数値のパーセントです。各利率は日付とペアになります。rateは、dateに開始する利率です。

詳細

SAVINGS関数には、次の詳細情報が適用されます。
  • 利率の値は–99から120までの値にする必要があります。
  • deposit-intervalは'CONTINUOUS'にすることはできません。
  • 日付-利率ペアのリストは日付順にする必要はありません。
  • 1日に複数の利率が変更される場合、SAVINGS関数は、その日付でリストされている最後の利率のみを適用します。
  • 一部の期間には単利が適用されます。
  • initial-deposit-datebase-dateの両方の日付またはその前の日付となる有効な日付-利率ペアが必要になります。

  • 年利4%で年4回複利計算される口座に2年間毎月$300を入金する場合、5年後の口座残高は次のように表すことができます。
    amount_base1=SAVINGS("01jan2005"d, "01jan2000"d, 300, 24,
                                        "MONTH", "QUARTER", "01jan2000"d, 4.00);
  • 利率が毎年0.25%ずつ増加する場合、口座残高は次のように表すことができます。
    amount_base2=SAVINGS("01jan2005"d, "01jan2000"d, 300, 24,
                                        "MONTH", "QUARTER", "01jan2000"d, 4.00,
                                        "01jan2001"d, 4.25, "01jan2002"d, 4.50,
                                        "01jan2003"d, 4.75, "01jan2004"d, 5.00); 
  • 次のステートメントでは、1年間の入金後の残高を決定するためにamount_base3に目的の残高を設定します。
    amount_base3=SAVINGS("01jan2001"d, "01jan2000"d, 300, 24,
                                        "MONTH", "QUARTER", "01jan2000"d, 4); 
SAVINGS関数は、基準日後の入金を無視するため、基準日後の入金は戻り値に影響しません。
前のページ|次のページ|ページの先頭へ