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COMPOUND関数

複利パラメータを返します。

カテゴリ: 財務

構文

COMPOUND(a, f, r, n)

必須引数

a

数値で初期の金額を指定します。

範囲 a ≥ 0

f

数値で将来(n期間の末日)の金額を指定します。

範囲 f ≥ 0

r

数値で期間単位の金利を分数で指定します。

範囲 r ≥ 0

n

整数で複利計算を行う期間数を指定します。

範囲 n ≥ 0

詳細

COMPOUND関数は、複利計算の4つの引数のリストの欠損引数を返します。これらの引数には次の式の関係があります。
引数は1つを欠損値とする必要があります。他の3つの値から複利パラメータが計算されます。結果を変換して丸めた数字にする調整は行われません。
n=0のとき、
および
は1です。
注: rを欠損値に選ぶとCOMPOUNDからエラーが返されます。

$2000の投資で名目年利9パーセント、30か月複利運用したときの累計額は次の式で表します。
future=compound(2000, ., 0.09/12, 30);
返される値は2502.54です。第2引数が欠損値となっているため、将来の金額が計算されます。名目年利9パーセントは、月利0.09/12に変換されています。利率の引数は、複利計算の期間当たりの(パーセンテージではなく)分数で表される利率です。
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