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TIMEVALUE関数

変動金利を使用して、基準日の参照額に相当する額を返します。

カテゴリ: 財務

構文

必須引数

base-date

SAS日付です。返される値は、base-dateでのreference-amountの時間値です。

reference-date

SAS日付です。reference-dateは、reference-amountの日付です。

reference-amount

数値です。reference-amountは、reference-dateの金額です。

compounding-interval

SAS間隔です。compounding-intervalは、複利間隔です。

date

SAS日付です。各日付は利率とペアになります。dateは、rateが有効になるタイミングです。

rate

数値のパーセントです。各利率は日付とペアになります。rateは、dateに開始する利率です。

詳細

TIMEVALUE関数には次の詳細が適用されます。
  • 利率の値は–99から120までの値にする必要があります。
  • 日付-利率ペアのリストは、日付順に並べ替える必要はありません。
  • 1日に複数の利率が変更される場合、TIMEVALUE関数は、その日付でリストされている最後の利率のみを適用します。
  • 一部の期間には単利が適用されます。
  • reference-datebase-dateの両方の日付またはその前の日付となる有効な日付-利率ペアが必要になります。

  • 名目金利が10%で1年間毎月複利計算される$1,000の投資の累計額は、次のように表すことができます。
    amount_base1=TIMEVALUE("01jan2001"d, "01jan2000"d, 1000,
                                          "MONTH", "01jan2000"d, 10);
  • 半年後に利率が20%に上昇した場合の計算は次のとおりです。
    amount_base2=TIMEVALUE("01jan2001"d, "01jan2000"d, 1000,
                             "MONTH", "01jan2000"d, 10, "01jul2000"d, 20);
  • 日付-利率ペアは、日付順に並べ替える必要はありません。この柔軟性があるため、amount_base2とamount_base3は同じ値になります。
    amount_base3=TIMEVALUE("01jan2001"d, "01jan2000"d, 1000,
                             "MONTH", "01jul2000"d, 20, "01jan2000"d, 10);
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